読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サルでも分かる!星野源

普段仲良くしている人はお分かりだろうが、僕は星野源が好きだ。好きなんてもんじゃない。大好きだ。このブログのタイトルも彼の本からパクってきた。 

 

星野源は日本の俳優、シンガーソングライター、文筆家。埼玉県蕨市出生、川口市出身。(Wikipedia)身長は168cm、血液型はAB型の35歳である。今だと逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)というドラマで主演級の扱いを受けている。

僕が彼のことを初めて知ったのは去年の紅白歌合戦だ。壇上でおっさんが楽しそうに歌ってた。いい曲だった。

ふーん、と言ってとりあえずその曲が入ったアルバムをTSUTAYAで借りた。いいアルバムだった。過去のアルバムも全て借りてきた。全部いいアルバムだった。そんな感じで新譜が出れば買って聞き、本も書いてるっていうから買って読み、映画やドラマも出てるって言うから一部を観(見)た。

人柄を観察すればする程、好きなタイプの人間だと分かった。ドラマでは一丁前に正統派っぽい顔つき(流行りの言葉で言うと、face of 正統派)の俳優をしているが実際はかなりどうしようもない人間である。

人付き合いは苦手だし身体も心も弱い。特にお腹が弱い。あと九九の後半パッとできない。「老舗」も「鯖」も読めない。いつもどこか独りなきらいがある。多人数で道を歩けば一人だけ後ろにはみ出してしまうような人間である。大学受験に落ちて家を出た後、数年間アルバイトで生活していたらしい。ずっと他人に否定されてきたタイプ。あと変態でオタクだ。

 

まあとにかく、ジメジメした人間だ。でも彼は自分を持っていて、それを必死に表現しようとしている。そこがいい。なんていうか、憧れの存在なのだ。ここまで(事実とは言え)disっておいて何を言うかという感じだが。

自分も独りが嫌だと思いながらも一人が好きだし他人とは分かり合えないという鬱屈した感情を持ちながら暮らしている。小さい頃から病気がちで精神的にもどうしても強くなれない、それが肺気胸やらなんやらで表に出てしまう。自分が好きだが、同時に嫌いだ。昔のトラウマに囚われ、心のどこかで抜け出せていない。故に、いつも独りだ。

そんなジメジメした自分からすると、迷いながらも自分を伝えようと努力し生きていけている彼は非常に尊敬できる。あのクシャッとした笑顔や明るさはそれなりの想いや過去を秘めているのだな、と思ったりする。そんな人に惹かれる。

 

本人も語る通り、くも膜下出血で倒れる前と後では作る曲が違う。以前は彼自身のメッセージを伝えようとする曲作りだったが、最近は「SUN」や「恋」のように聞き手が受け止めて自分なりに消化できるような曲が中心になった。本人によれば、入院して散々辛い目にあったことから苦労はもういいや、明るく楽しく生きたいと思えるようになったそうである。同時にもっと人のことを知りたい、人の話を聞きたいと思うようになり、それが曲作りに影響してきたんだと思う。

(現にSUNの歌詞では「君の声を聞かせて」とこちらに語りかけるような表現がある)

彼自身成長していくことで僕も一緒に進んでいるような感覚を持てて、とても好きだ。彼の成長・変化はどこか穏やかで優しくて、こっちもふんわりと受け止められる、気がする。

弱かった人間は強いなあ、と思ったりする。

 

因みに僕も彼も前川みくちゃんが好きなのでいつか固い握手をしてみたい。